脳死判定セミナー

第30回日本小児救急医学会 第6回脳死判定セミナー

“小児の脳死について学びたい”という会員の希望にお答えすべく、第25回日本小児救急医学会(岩中督会長2011年)の会期中、第1回小児脳死判定セミナーを開催し以来5年間227名の医療従事者の方々に受講して頂きました。

「ディスカッション・グループと浸透しやすく楽しみながら学ぶことができた」(小児科医師)
「とても充実した1日でした。臨床で生かしていきたいと思います。」(ICU看護師)
「現場に即した内容で脳死判定に限らずあすからの診療に活きる内容でした。」(救急看護師)
「実際の脳死判定に携わっている講師の先生方が多く、大変勉強になりました。」(小児科医師)
「死について(死生観)を再度考えさせられる場となりました。」(救命救急センター医師)

重篤な意識障害の患者さんを担当し、知識の整理をしておきたいと思ったことはありませんか?
脳死判定の手技の実際を一から学んでみたいと思ったことはありませんか?
脳死や臓器提供に関する疑問を、直接専門家に聞いてみたいと思ったことはありませんか?

1日で完結するコースです。最新のトピックスについて教育講演も予定しています。
10名で1グループとなり、脳死の病態や脳死診断基準についての講義、シミュレーターを使った脳死判定や無呼吸テストの実技体験、脳波測定の体験、悲嘆する家族への対応について学ぶことが出来ます。また参加者一人一人の思いを生かし、全員で議論する時間も設けました。
皆さんの御参加をお待ちしています。


企画概要

場所・日時

【場所】仙台国際センター(予定)
【日時】平成28年7月2日土曜日 午前9時より午後5時(予定)

教育講演

1. 午前の部

「我が子の脳死から30年ドナー親の視点、そして小児科学会倫理委員会の軌跡」
日本小児神経学会前理事・日本小児科学会倫理委員会元委員
すぎもとボーン・クリニーク所長                 杉本健郎先生


2. 午後の部

「脆弱な主体に対する医療従事者の義務―人格主義医学倫理学・法医学の新機軸」  
富山大学経済学部経営法学科・刑事法 教授            秋葉悦子先生

ランチョンセミナー

脳死下臓器提供と児童虐待     北九州市立八幡病院      市川光太郎先生

脳死判定実技

1. 基調講演

「こどもの脳死下臓器提供と終末期の選択肢提示」
富山大学小児科                         種市尋宙先生


2. 実技と講習

脳死判定実技(シミュレーター)  荒木脳神経外科病院      沖修一先生
無呼吸テスト           高知赤十字病院        西山謹吾先生
脳死判定時の脳波/ABR        日本医科大学多摩永山病院   久保田稔先生
悲嘆家族への対応         日本医科大学武蔵小杉病院   重村朋子先生
JOTの役割            JOTNW             芦刈淳太郎先生
小児脳死の病態          日本医科大学付属病院     荒木尚先生


「総合討議:子どもの脳死とBest Comfort」

提示例をチーム(医師・看護師・技師)で評価し、デイベート形式で結論を導く企画です。

申し込み方法・受講料などについて

定員 60名 ※応募多数の場合は抽選とします。
(応募者を10名×6チームにする予定です)
参加費 医師 15,000円 看護師 8,000円
宿泊・交通費 自費
申込方法 申込書部分を切り取りFAXして頂くか、E-mailによる受付と致します。

下記の必要事項をご記入の上お申込み下さい。
必要事項 
1. 会員番号(非会員でも可、入会は任意でお勧めいたします)
2. お名前
3. 年齢 
4. ご所属先(施設名・部科名・役職・住所・TEL)
申込書 第6回脳死判定セミナー申込書
申込先 noushiseminar@convention-axcess.com
日本小児救急医学会事務局 脳死判定セミナー係
FAX:03-3352-5421
申込締切 平成28年 5月31日 6月10日(金) まで延長しました。
残席はわずかですので、お早目にお申し込みください。
主催 日本小児救急医学会脳死問題検討委員会
後援 日本臓器移植ネットワーク